「株式投資で〜円儲けました。」
「数万円が数百万になりました。」
という投稿をよく見かけるかと思います。
それに興味を持った方も多数いるかとおもいます。
ぶっちゃけ、言うならそんな簡単に儲けることは無理です。
ましてや、勘頼みでは儲けるのも無理です。
なら、株式投資をしている人はどんなやり方で株の売り買いをしてるの。
株式で儲けを出している方、プラスになっている方のやり方が気になりますよね。
チャートを使ったテクニカル指標

銘柄選びや売り買いのタイミングはどんなして決めている?
証券会社の営業マンに勧められた時に売買いしますよ!?
ぼくは、マネー雑誌等を参考にするよ
チャートは使っているがめんどくさいから適当に判断する
だいたい流れを見たらわかるよ。勘で判断するよ
といった方々が結構いらっしゃるのではないかと思います。
株で儲けるのは残念ながらそんなに簡単なことじゃないんです。
もし簡単に儲けられるのなら、今頃日本中に株長者が多数、存在し景気も良くなっているはずです。
しかし、実際にはそんな事ないですよね。
儲けているのはほんの一握りの方だけで、その他大勢の投資家は、良くても儲かったり損したりでトントンと言うところでしょう。
また、かなり損失を出している方もいるかと思います。
株で着実に利益を上げていくためには、いい加減な判断で売買いするのではなく、いい銘柄選びや振替するタイミングをよく分析して、確実性を高めることが必要です。
ファンダメンタル分析とテクニカル分析
株式投資でよく行われている分析手法として
・ファンダメンタル分析
・テクニカル分析があります。
ファンダメンタル分析
企業の業績や財務などの定量的なデータ、経営方針等のデータから、投資対象の企業を選ぶ手法です。業績が順調に推移している企業ほど株の波もいい傾向がありますので良い投資対象を選ぶためにはファンダメンタル分析は欠かせません。
ただ、いくら良い銘柄であっても、株価が上がりきった後で買ってしまっては儲けることができません。
下手をすると損をしてしまいます。
そこで(テクニカル分析)と言う手法も利用します。
テクニカル分析
これまでの株価の動きを元にして、現在の株価は高いのか、安いのか、将来の株価は上がるのか、下がるのか、今は買い時なのか、売り時なのか、ということを分析する手法です。株価出来高の動きをグラフ化した(株価チャート)や株価を元にして計算した(テクニカル指標)を中心にして、様々な手法で分析を行って行きます。
テクニカル分析の重要性
日本の株式市場はバブル時代まで、右肩あがりで推移してきました。
そのため、一度株を買って持ち続ければ株価が上昇し、それなりに儲けられました。
あの時代はテクニカル分析をする事はさほど必要ではなく、むしろ分析に偏って売買いを細かく繰り返すとかえって儲け損ねることが多かったんじゃないかと思います。
しかし、バブル崩壊後、株式市場は一進一退を繰り返し、バブル時のような力強い相場ではありません。
このような状況では長期投資だけでは儲ける事は難しいとかと思います。
探せば、株価が順調に右肩上がりしている企業もないわけではありません。
しかし、大半の会社では今日の株価は上がった、下がったで、持ち続けてもなんかなかなか儲からない状態です。
さらに、今後の日本があの高成長に戻る事は、あまり考えにくいです。
となれば、株価が長期的に右肩上がりで上昇することも、考えにくくなることではないでしょうか。
相場としては着実に儲けるために、タイミングをつかんで安い時に買い、高いときに売るから売りを上手に利用して下げ相場にも対応するといったことが必要になってきます。そのためには、正しいテクニカル分析の知識と戦術が必要になってくるわけです。
相場と自分に合った分析手法の活用
テクニカル分析に関したは、基本的なものから応用的なものまで、数多く存在しますが、そのすべてが必要かと言うと、そうではないです。
重要なのは”目的と自分に合ったチャート手法を見つけ出す”と言うことです。
いろんなやり方の中から相場の状況と自分のやり方に合ったものをいくつか選び、そのやり方でうまくいくかをよく検証した上で使うようにします。
主なテクニカル指標を取り上げ、基本的な方法や見方、売買いするタイミングの判断基準などを紹介していきと思います。
なお、いくつかのテクニカル手法を紹介する予定ですが、その中には基本的なものもあれば応用的なものもありますので一度に全てをマスターしようとすると大変かもしれません。
基本は株価チャート分析
テクニカル分析の手法の中で、最も基本となるものは”株価チャート分析”です
毎日の株価の動きをグラフで表して、そこから売買いするタイミングを判断しようというのが、チャート分析の考え方です。
株価チャートは”ローソク足”から構成されますが、1本〜数本程度のローソク足で判断する手法や、大まかな流れや形で判断する手法など、いろいろな判断方法があります
昔からたくさんの人が研究を重ねてきており、また多くの投資家がちゃんと見た分析していますので、まずはしっかりとマスターしておくべきものです。
株価チャートの見方
株価チャートは、テクニカル分析の原点ともいえる重要なものです。
できない人は、株価チャートの見方から学んでいきましょう。
株価推移のグラフ化
株の取引時間はみなさんご存知でしょうか。
株式の始まりは9時から。終わりは15時ですが、その取引きした数値で今日の株価は”いくらだった”と表されます。
しかし、その数値だけ見ても、これまでの株価の動きをすぐに把握することはできません。
売買のタイミングを判断するのには、これまでの株価の動きで現在の状況を分析し、それをもとに将来の株価の動きを予測することが必要ではないのでしょうか。
そのため、株価の数値だけでは判断材料の不足。
一般的には、株価の動きをグラフ化し、その動き方や全体のグラフの形から現在の状況を把握します。
今後は、基本的なチャート分析の手順についてお伝えできればと考えています。
そのグラフのことを株価チャートと呼びます。
チャートの書き方には、いくつもの方法があります。(自分なりの法則を考える)
例えば
日々の終値だけを折れ線グラフで表すことも考えられます。
ただ、これではそれぞれの日の中での株価の動きは分からないですよね。
そこで日々の株価の動きまで把握できるような書き方が工夫され、その1つの書き方が、ローソク足と呼ばれるものです。
今では、ローソク足は一般的に使われでいる手法となりました。
また、ローソク足の株価チャートのことをケイ線と呼ぶこともあります。
ローソク足の書き方
ローソク足では、始値、終値、安値、高値の4つの株価を使ってチャートを作っていきます。
始値と終わりには四角で表し、始値より終値が
高い場合は、白抜きの四角で始値と終値を表し、陽線と呼び
安い場合は、黒く塗りつぶした四角で表し、陰線と呼びます。
また、四角の上下には高値と安値の線が出ますがこれを(ひげ)と呼びます。
・高値を上ヒゲ
・安値を下ヒゲ
と呼びます。
日足、週足 月足とその使い分け
毎日の株価を元にして描いた株価チャートのことを日足と呼び、
毎週の株価で書く週足
毎月の株価で書く月足
と呼びます。
日足では日単位の株価の細かな動きを調べることができ、短期売買をする場合に向いているチャートと言えます。
日足では日単位の株価の細かな動きを調べることができ、短期売買をする場合に向いているチャートと言えます。
一方の周足は週単位の株価を表し、中期売買をする場合に向いていると言われています。
さらに、月足は月単位の株価を示しますので長期売買に向いていると言えます。
取引きの用途によってどのような動きをしてきたのかを調べるのに必要なチャートとなってくるわけです。
なお、周足では始値はその週の最初の日の始値で終値はその週の最後の日の終値になります。
また高値と安値はその週の中で最高値と最安値です。
また月足の始値上月一の日の始寝で、終値は月末の日の終値です。
高値と安値は月内での値を使います
日中の株価の動きを表す分足とティック
ネット証券によって売り買いの手数料が大幅に安くなったことから、個人でもデイトレードを行う人が多くなりました。
その場合、1日の中で株価の動きを見て売り買いタイミングを判断することが必要になります。
1日の中での株価の動きは、(1分側) (5分足)「ティック」といったチャートで表します。
ティックは策定するたびにローソク足を書き足していくチャートです。
売り買いが多い時間帯ではローソク足が次々と出されていることになり、売り買いがないとローソク足は出されないことになります。
そのため、ローソク足1本あたりの時間がバラバラになり、チャートの横軸は時間との関係が薄くなります。
デイトレードで売り買いタイミングを判断する際には1分足やディックを利用するのが一般的です。
株価チャートと出来高
株価チャートには株価だけでなく「出来高」のグラフも入れられるのが一般的です。
出来高とは売り買いが成立した株数です。
例えば売買ともに10,000株の注文があり、その全てが成立したなら、出来高は1万株です。
出来高は棒グラフで表し、株価チャートの下に入れるのが一般的です。
出来高の情報もテクニカル分析の際によく使います。
テクニカル指標について
↓
株価チャートと一緒に表示することが多い。
また今後テクニカル指標の使い方も紹介していきます。
まだ証券口座を作ってない方はここへ↓
