まずは、メタバースとは、
同時に多くの人が参加してアバターを通じた交流や仕事、 遊びなど実社会に近いレベルの自由な活動ができるデジタル世界のことで、 現実と仮想の隔たりを超えて社会活動ができる、 次のインターネット空間などとされています。
ここで注目
2021年8月6日にグリーがメタバース事業に参入を発表。
グリー株式会社は、REALITY株式会社を中心として「メタバース事業」に参入を発表しました。
(REALITY株式会社はグリー100%子会社)
今後2-3年の間で100億円規模の事業投資を行い、数億のユーザーを獲得することを目標と表明されました。
グリーでは、 REALITYを中心として、スマホのバーチャルライブ配信アプリのサービスを全世界63の国と地域において数百万人にアバターを通じた自己表現とコミュニケーション体験をグリーは提供してきました。
コロナ禍において世界中で生活のデジタル化が進んだことや、 5GネットワークやVRデバイスの普及、 ブロックチェーンなどが急速に加速している状況でREALITYが展開してきたライブ関連事業をメタバース事業と再定義し、 さらに積極投資を行う方向である。
また、メタバース事業の加速に向け、 バーチャルライブ配信アプリ「REALITY」は今後、 グローバルで数億人のユーザー獲得を目指すことを目標とし、まずその第一歩として2021年8月6日(金)に、 8種類のバーチャル空間の中で自由に歩き回り、 アバター同士でコミュニケーションをとることができる「ワールド」機能をアプリ内において期間限定で公開した。
今後もメタバースを構成する機能の開発を進め、 グローバル規模でサービスを拡大する予定。
どんな仮想現実なのか
REALITYが作るメタバースでは、 バーチャルライブ配信アプリ「REALITY」が提供してきた体験に加え、 仮想空間を自身の手で創造・拡張し、 オリジナルアイテムの作成や販売を通じて、現実世界の収入を得られるクリエイターエコノミーの実現を目指します。
最近では仮想空間 「メタバース」 の報道や情報が飛び交っており、メディアを見れば『メタバース』の単語を見ない日はないかと思います。
世の中では、メタバースの事業参入、開発競争が熱を帯びてきてます。
その額は100兆円規模にもなると期待される新市場には、半導体で有名なエヌビディアやPCで有名なマイクロソフトが本腰を入れて参戦を発表し、新たな主戦場になっている。
エヌビディアは「仮想空間の広さは現実世界を超える規模に膨らむ」と強調して発言している。
また、同社はGPU (画像処理半導体) を武器に、主要市場をゲームからAIに変遷させてきた。
『次に狙いを定めたのがメタバースだ。』
今後のメタバースの動向は
先日、カナダの投資会社(Tokens.com)が現地時間11月23日に、デジタル不動産である、メタバース上の土地を約2億8000万円で購入したと発表がありました。
また、金融機関大手のモルガン・スタンレーは、メタバースを8兆ドル (約915兆円)規模の市場価値があるとみている。
現在のグリーの株価について
現在2021年11月30日、日本市場が落ち込んでいる状況でグリーの株価もメタバース参入を発表からでは2倍近くとなっているが今後テンバガー銘柄として期待されている状況と考える。
現在の日本市場の落ち込みとして
1.南アフリカでの新たな変異ウイルス(オミクロン株)発見及び日本に上陸
2.アメリカの早期な利上げ観測
これらが日本市場の暴落原因に一役かってるのかと考えられます。
メタバース関連銘柄
メタ (旧フェイスブック)
会議などができる仮想空間を構築。
2021年だけで 1兆円超を投じる。
子会社でVR機器も開発
マイクロソフト
チャットアプリ「チームズ」で会議などに使う仮想スペースを提供予定。
今後は人とアバターが交ざった会議も検討
ウォルト・ ディズニー
ボブ・チャペックCEOが決算会見でメタバースに言及。
独自のメタバース構築などを示唆
エピックゲームズ
オンラインゲーム「フォートナイト」上で人気歌手らがライブを開催。
1000万人以上を集めた事例もあり。
エヌビディア
メタバースの制作サービスを開始。
仮想空間での共同作業や工場のシミュレーションなどを進める
グッチ
仮想空間でアバターが着用するデジタルスニーカーを販売
テンセント
マーティン・ラウ社長が「メタバースの関連技術を多く 保有している」と言及。
エピックゲームズにも出資
BMW
生産拠点を仮想空間に再現し、生産性向上を探る。
仮想空間でライブなどのキャンペーンも開催
バイトダンス
VR機器を開発するベンチャーのピコテクノロジーを買収。
アバターアプリも配信
KDDI
東京都渋谷区や大阪府と都市連動型メタバースを構築。
東急グループなどとガイドラインも策定
グリー
アバターによるライブ配信アプリなどを開発。
2~3年で100億円規模を投資