精神科看護師

ファイザー社のコロナワクチンを注射してみての副反応

現在のコロナワクチン

現在、世界で進んでいる新型コロナウイルスのワクチン開発には、様々なワクチンが開発されていることと思います。このパンデミックという緊急事態に、製薬企業やスタートアップ、研究機関が自ら保有する基盤技術を活用し、続々とワクチン開発に参入している状況です。

そこでいち早く群を抜いて世の中に出てきたのがアメリカの製薬大手ファイザーです。ファイザーはドイツのバイオ企業、ビオンテックとともにワクチンを開発、mRNAワクチンという種類で、新型コロナウイルスが細胞に感染するときの足がかりとなるスパイクたんぱく質を作るための遺伝情報「mRNA」を投与すると言うワクチンです。

今回、私が医療従事者であることと、喘息、アトピーもちであること、を考慮されこの時期に1回目の接種となりました。

予防接種したことでの副反応症状をお伝えできればと考えています。

私のスペックとして

・175センチ 
・78キロ
・喘息持ち
・アトピー
・アレルギー性鼻炎
・喫煙:付き合いで吸う程度(1日5本程)
・アルコール:2回/週 1回350mlビール

こんなもんですかね。
こんな私ですがストレスには弱く円形脱毛症に何度かなりました。w

先日、4/23にコロナウイルスワクチンを接種しました。

コロナウイルスには色んな憶測論が飛び交っていますが反コロナワクチンの方々が騒いでいるだけと私は考えています。

確かにRNAワクチンは今まで世界的に見ても承認された例がありませんが今回のコロナワクチンは世界初のRNAワクチンであり、治験等をすっ飛ばしたワクチンです。

おおかみくん

あれ?めっちゃ不安を煽るような言い方しますね。

不安な方には私が実際受けてきたので読んでください。

結論から言いますと

”筋肉注射めっちゃ痛いんですけど”

今までのインフルエンザワクチンや予防接種類は皮下注射といって筋肉の上あたりに薬剤を入れる注射でした。

今回は筋肉注射(恐らく皮下注射のほうがアレルギー反応が起きにくい)でしたがこれがめっちゃ痛かったです。
注射してすぐは気のせいかなっていう程度ですが頭がふわふわした感じが起きました。30分ほど経つと違和感もなく腕を動かすことができましたが注射を打った当日の夕方に頭痛が出現。
例えると二日酔いの時、頭がフワフワする感じとガンガンする感じです。

筋肉注射の刺入部位は肩の三角筋ですが施行して8時間後に痛みが出始めみるみるうちに腕は上がらなくなりました。(90度くらい)痛みを我慢して上げれば上がりますがとても痛い。夜も寝返りを打つたびに起きてました。
体温チェックでは35,3℃ (※平熱36,5℃)

オオカミくん

体温上昇はなかったけど低っ。

多少、だるさは感じますね。
みなさんも受ける順番が回ってきたらカロナールをもらったがいいかもしれませんね。

私は接種前にいるかDrに聞かれましたが断りました。

ここでコロナワクチンの知識についてのおさらいをしてみてはどうでしょうか。

ワクチンの種類がどんな種類か知っていますか

一つ聞きますがインフルエンザワクチンを打つとなぜ熱が出やすくなるか知っていますか?

不活化ワクチンで感染力を無くした形で体内に入れているから一応は最近を倒そうとして熱が出やすくなります。

今回のRNAワクチンはウイルスを体内に入れてないのに熱が出る仕組みについて今一度ワクチンについて理解を深めてもらい予防接種するかしないかを決めたほうがいいのかもしれませんね。

ワクチンの種類

主となるもの、
(1)ウイルスベクターワクチン
(2)メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチン
(3)DNAワクチン
(4)組み換えたんぱく質ワクチン
(5)組み換えウイルス様粒子(VLP)ワクチン
(6)不活化ワクチン等
と様々な種類がある。

ただ、不活化ワクチンや弱毒化ワクチン(生ワクチン)などは相当数の投与実績が必要な一方で、ウイルスベクターワクチンやmRNAワクチンなど、これまで承認されたワクチンがほとんどなく、投与実績が蓄積されていないものも目立ちます。

看護師から見てもリスクの方がでかいんじゃないかと思います。

もっとも、同じコロナウイルスを原因とする、重症急性呼吸器症候群(SARS)や中東呼吸器症候群(MERS)に対するワクチンは実用化されていません。
新型コロナウイルス感染症にどのような形での予防接種が適しているかは、やってみなければ分からないというのが実態です。

業界関係者からは、
・品目数は少ないが、多様なワクチンで安全性、有効性が示される可能性はある。流れとして、mRNAワクチンなどが登場して、その後不活化ワクチンなどが使われることが多くなる
と声が聞かれている。

ワクチンの種類の特徴について

(1)ウイルスベクターワクチン

ヒトに対して病原性のない、または弱毒性のウイルスベクター(運び手)に抗原たんぱく質の遺伝子を組み込んだ、組み換えウイルスを投与するワクチン。ウイルス自体が細胞に侵入し、細胞質で抗原たんぱく質をつくり出すことで、抗体によりウイルスを排除する「液性免疫」と、免疫細胞の1つであるキラーT細胞などにより排除する「細胞性免疫」を引き起こすと考えられている。

ベクター(運び手)には、主にアデノウイルスレトロウイルスなどが用いられる。
ただしこれまで世界で承認されたウイルスベクターワクチンは、エボラウイルスワクチンのみにとどまっています。
新型コロナウイルス感染症には、ヒトに感染する際に足がかりとする「スパイクたんぱく質」の遺伝子を組み込んだウイルスベクターワクチンが主に開発されています。

(2)mRNAワクチン

抗原たんぱく質の塩基配列を作る情報を持ったmRNAのワクチン。
生体内で分解されないようにするため、また血液に含まれるマクロファージや好中球などによりウイルスを排除する「自然免疫」が過剰に誘導されるのを抑えるため、脂質ナノ粒子(LNP)などに封入して投与する。

投与後、細胞質内でmRNAが抗原たんぱく質に翻訳されて免疫が誘導されるため、液性免疫だけでなく、細胞性免疫も引き起こすと考えられている。
これまで世界で承認されたmRNAワクチンはないが、ここ数年で研究開発が活発化している。

(3)DNAワクチン

抗原たんぱく質の塩基配列を作る情報を持ったプラスミド(環状)DNAのワクチン。
基本的にはそのまま(裸で)投与するため、投与後はそれ自体がアジュバント(免疫反応を増強させる物質)として自然免疫を誘導する。
それとともに、核内でmRNAに転写され細胞質内で抗原たんぱく質を作ることで、液性免疫だけでなく、細胞性免疫も引き起こすと考えられている。
mRNAワクチンに比べ、抗原たんぱく質の発現には、転写と翻訳の2段階が必要となる。

これまで世界では数多くのDNAワクチンの臨床試験が行われたが、承認されたものはなく、その背景に免疫原性(免疫応答を誘発させる能力)の低さを指摘する声もあがっている。

(4)組み換えたんぱく質ワクチン

ウイルスの構成成分である抗原たんぱく質を昆虫細胞や植物、哺乳動物細胞などで作り、単離・精製したワクチン。
投与後、抗原たんぱく質が細胞外から取り込まれ、ペプチド(たんぱく質の断片)に分解されて、主に液性免疫を誘導すると考えられている。

(5)組み換えVLPワクチン

ウイルスのゲノムを含まない外殻たんぱく質のみを、微生物や昆虫細胞、植物で作り、単離、精製したワクチン。投与後、抗原たんぱく質が細胞外から取り込まれ、ペプチドに分解されて、主に液性免疫を誘導すると考えられている。これまで世界では、B型肝炎ワクチンやヒトパピローマウイルスワクチン(子宮頸[けい]がんワクチン)など、複数のVLPワクチンが承認されており、日本を含めて相当数の投与実績がある。

(6)不活化ワクチン

ウイルス自体を培養し、ホルマリンや加熱処理、紫外線照射などを用いてウイルスの感染性や病原性を消失させたワクチン。投与後、ウイルスの成分が自然免疫を誘導するとともに、抗原たんぱく質が細胞外から取り込まれ、ペプチドに分解されて、主に液性免疫を誘導すると考えられている。

ただし、ウイルスを培養する必要があるため、ウイルスの病原性に応じ、バイオセーフティーレベル(BSL)を満たした製造施設が必要となる。これまで世界では、日本脳炎ワクチン、ポリオワクチン、インフルエンザ菌b型(Hib)ワクチンなど、数々の不活化ワクチンが承認されており、日本を含めて相当数の投与実績がある。

新型コロナウイルス感染症に対しては、中国やインドの企業を中心に複数の企業が不活化ワクチンを開発中。また、明治ホールディングス(HD)傘下のKMバイオロジクス(熊本市)も不活化ワクチンの開発を進めている。

今回、日本で受けるワクチン、ファイザー

アメリカの製薬大手ファイザーはドイツのバイオ企業、ビオンテックとともにワクチンを開発、mRNAワクチンという種類で、新型コロナウイルスが細胞に感染するときの足がかりとなるスパイクたんぱく質を作るための遺伝情報「mRNA」を投与します。

体内でスパイクたんぱく質を作ることで、免疫の働きでウイルスを攻撃する抗体を作るよう促します。

mRNAは不安定で壊れやすい物質で、ワクチンの中では薄い脂質の膜で覆われていて、ファイザーのワクチンの添付文書によりますとマイナス90度からマイナス60度の超低温の冷凍庫での保管が必要とされてきました。

これについてファイザーは、2月19日、一般的な医療用の冷凍庫でマイナス25度からマイナス15度でも2週間にわたって保存できるとする新たなデータが得られたと発表しました。

このワクチンは接種する前に必要な数の容器を解凍し、その後は2度から8度の冷蔵庫で最大5日間保管できます。

そして、接種の際には生理食塩水で希釈したあと、6時間以内に使い切る必要があります。

接種方法は筋肉注射で、腕の上の辺りから注射針を直角に刺して皮下脂肪のさらに奥にある筋肉に注射することになっていて、1回目の接種のあと21日後に2回目の接種を受ける必要があります。

日本国内でも承認され、政府は年内に7200万人分の供給を受ける契約を結んでいます。

2月中旬から医療従事者を対象にした先行接種が始まっています。

今後は、高齢者、基礎疾患もちの方、一般の方と接種が進んでいきますがスケジュールが押している気もします。一般の方が受ける頃には変異種が流行っていると思われます。

変異種に対してもどの程度効くかも今後注目が必要

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moca
精神科看護師11年目。 趣味でアクアリウム(シュリンプ)をしてます。 ・bee ・タイガー ・ターコイズ ・ゼウス 家庭でゎ4人のパパです。 よろしくお願いします。