シュリンプの水槽選びシュリンプ水槽の選び方について悩んでいませんか
シュリンプの飼育にはどのくらいの水槽の大きさが必要か

まず、大きさを考えるなら、水槽の立ち上げについて伝えておく必要があるかと思います。
※立ち上げ・・・水槽内の水を個体の住みやすい環境に仕上げること

一般的に水槽の水作りは2〜3ヶ月かかると言われています。
(バクテリアの繁殖の為。水作りの近道もありますが・・・)
そして、シュリンプの飼育は、絶対的に床底にソイルを使用します。

ソイルの種類
吸収系ソイル→半年〜1年6ヶ月程で寿命
栄養系ソイル →1年〜2年程で寿命
ソイルの寿命を迎えるとリセットする他ありません。
ですが、シュリンプの繁殖→選別→好みのエビ作りをしたいのであれば、まずは水槽選びから考えていきましょう。

この記事では、エビを飼育し、増やすことを目的とした水槽選びや水槽の数について説明していきます。
シュリンプの水槽サイズについて
結果から言うとシュリンプの飼育が安定して行える水槽は
30センチキューブタイプ以上がベスト
特にビーシュリンプの飼育初心者の方には、水量が多い水槽がベスト!!
なぜかというと、ビーシュリンプは水質の変化にはとても弱い生き物です。
水質に馴染めば、元気に繁殖を繰り返しますが、水量の少ない水槽では、水質の安定がとても難しく、飼育難易度が上がります。
また、小型水槽はバクテリアの住処の面積も自ずと小さくなるのでバクテリアの数も不安定になりがちです。
さらに、外気に水温が左右されやすく、小型水槽は水量が少ない為、水温変化も起こりやすくなります。

大型水槽について
<メリット>
・成長もよく個体も大きく育ちます。
・水量が多いので水質、水温も安定。
えびにとってとてものびのびした良い環境だといえるでしょうね
<デメリット>
・ソイルの寿命によるリセットの際、重い水槽の作業で疲れる
・立ち上げ失敗時、立ち上げ直しが大変。
個体のことを考えると小さな水槽よりは大きな水槽の方が断然オススメです。
ただし、リセットの時の体力と家の床の強度面は確認が必要となります。
<アクリル水槽とガラス水槽>
昔、アクリル水槽はあまり良くないと言う情報がありましたが、特に問題ありません。
アクリルでもガラスでもどちらでも大丈夫です。個人的にはガラス水槽の方が好みですw
水槽の数
ビーシュリンプの飼育では、最低、水槽が2本用意して欲しいです。
ソイルの寿命を考え、交換時期を考慮し、個体を移しかえる予備の水槽が必要ということです。
リセットして立ち上げている間、ビーシュリンプが違う水槽で飼育できるようにする為です。もしも今、水槽が1本しかない場合、早急にもう1本用意することをお勧めします。
シュリンプ水槽が調子を崩しても避難できるように、予備水槽立ち上げておきましょう。予備水槽の時期をずらし、水槽を立ち上げておくことでリセットの時期もずれ、常に絶好調の状態のビーシュリンプを飼育することができます。

結果
小型水槽内の環境は、水質変化や水温変動が起きやすく、最悪の場合、個体が死んでしまうケースが多いので、私は30センチキューブタイプの水槽を、まずお勧めします。
このことから水槽の大きさについて大きければ大きいほど水質の安定を図れますが最低でも30センチキューブタイプの大きさを勧めます。

補足
2本目の水槽にも個体を入れて飼育してもいいと思います。
メイン水槽の調子が悪くなった時の避難場所として使えればokです。
この記事を読んでどの水槽を購入しようか決まりましたか?
納得の行く水槽を選んでくださいね。
enjoy アクアリウム LIFE!!