楽天証券は、楽天市場や楽天モバイルなどでおなじみの「楽天グループ」のネット証券会社です。
また、ネット証券部門で第1位を獲得しており、投資が初めてという方はもちろん、投資経験者まで、多くの投資家に選ばれています。
目次
1.楽天証券で利用できるサービスについて
楽天証券では投資に関する幅広いサービスを提供しています。
・国内株式
・現物取引
・信用取引
・新規公開株式(IPO)
・投資信託・貸株サービス
・米国株式・中国株式
・楽天FX
・金/プラチナ
などがあり、NISAやつみたてNISA、iDeCoなどにも対応しています。
2.楽天証券のメリット
楽天証券を利用するメリットには
- 取り扱う金融商品が多い。
- ポイントプログラムの充実。
- 他の楽天グループと連携し、お得。
- 業界トップクラスの手数料の安さ。
- 投資に関わる情報が豊富。
- 取引ツールが充実。
2-1.取り扱う金融商品が豊富
国内株式やFX、投資信託といった、投資初心者でも取り組みやすいがあり、将来のための資産形成の手段として注目されている「iDeCo」や「つみたてNISA」といったサービスにも対応してます。
2-2.ポイントプログラムが充実している
楽天証券でのメリットで、ポイントプログラムが充実していることがあげられます。
楽天証券は、楽天関連のサービスを利用した場合に還元される「楽天スーパーポイント」を使って投資信託や国内株式の現物取引を行うことができます。
特に投資信託では、100ポイント(=100円)から投資信託を購入することができるので、お買い物などで貯まったポイントを賢く運用することができます。
投資にポイントを利用できるので、投資初心者の方にはとても利用しやすいネット証券会社ですね。
2-3.楽天グループ内との連携
楽天証券は他のサービスと連携して、お得な特典が得られるというのもメリットです。
楽天銀行の口座と楽天証券の証券口座を連携する「マネーブリッジ」というサービスでは、普通預金の金利が年0.10%になったり、楽天銀行口座と楽天証券口座の入出金手数料が無料になったりするサービス特典を受けることができます。
また、取引ごとに楽天スーパーポイントが貯まる仕組みになっています。
お買い物やポイント投資に利用することも可能です。
さらに、楽天銀行と楽天証券両方から自動的に入出金ができる「スイープ」というサービスを使えば、資金を送金する手間を大幅に短縮することもできます。
2-4.業界トップクラスの手数料の安さ
証券会社のなかでも手数料の安さがトップクラスである、ということも楽天証券を利用するメリットです。
投資信託や信用取引での取引手数料は0円に設定されています。
また、現物取引では「超割コース」と「いちにち定額コース」の2つの手数料コースを用意しており、超割コースなら10万円までの現物取引手数料が99円(税込)、20万円までなら115円(税込)の低水準となっています。
さらに、いちにち定額コースなら1日の取引金額合計が100万円までなら取引手数料は0円となるなど、様々な面で安い手数料となっています。
投資に関わるコストを抑えることができるというのも、楽天証券の魅力の1つといえるのです。
2-5.投資に関わる情報が豊富
楽天証券が発信している投資に関わる情報が豊富であるということも、メリットといえます。
最新のマーケット情報から家計に関することまで、投資のヒントを得られる投資情報メディア「トウシル」を運営しているほか、参加料無料の投資セミナーを全国主要として開催しています。
また、動画によるセミナーや最新のマーケット情報などを配信されている
・楽天証券YouTube
・トウシルYouTube
も運営しており、投資に関する情報を手に入れることができます。
2-6.取引ツールが充実している
実際の取引のためのツールが充実していることも、メリットになるのではなうでしょうか。
楽天証券は、パソコン・スマートフォン両方の取引に対応しています。
パソコン用トレードツールでは、
・マーケットスピー
・マーケットスピードⅡ
・マーケットスピードFX
・MARKETSPEED for Mac
といったツールを提供しており、さまざまな投資家による取引が行われています。
また、人気のあるスマートフォントレーディングツールの「iSPEED」は株式取引、FX、先物オプション取引に対応しているため、場所を選ばずに快適にトレードに参加することが可能です。

3.楽天証券を利用するデメリット
一方で、楽天証券を利用するデメリットでは、
- IPO投資では他の証券会社に分がある
- 外国株の取扱が他の証券会社より少ない
- 対人相談はできない
- 投資には通常ポイントしか使えない
3-1.IPO投資では他の証券会社に分がある
投資家に人気の高いIPO投資は楽天証券でも取り扱っていますが、幹事数を比較した場合は他の証券会社に分があるといえます。
今後、IPO投資をメインに行っていきくと考えるのであれば、他の証券会社を併用した方が効率は良いといえます。
3-2.外国株の取扱が他の証券会社より少ない
外国株投資に関しても、他の証券会社よりも取扱数が少ないというのがデメリットといえます。
・楽天証券は6ヶ国
・SBI証券は9ヶ国
の外国株を購入可能です。
また銘柄数においても、SBI証券やマネックス証券に見劣りします。
外国株への人気が高まっている現在、楽天証券以外の証券会社を利用するほうがメリットを享受できる方もいるでしょう。
3-3.対人相談はできない
楽天証券では窓口での対人相談ができないというのもデメリットになるでしょう。
楽天証券はネット証券会社ですので、実店舗を構えていません。
そのため、対面で担当者にアドバイスを受けながら投資先を決めることはできません。
昔から対人相談を通じて投資をしてきた方や、インターネットになじみがない方には、使いにくい証券会社と言える可能性があります。
3-4.投資には通常ポイントしか使えない
楽天証券では楽天スーパーポイントを投資に使用することができますが、その際には通常ポイントのみ利用可能です。
楽天スーパーポイントには通常ポイントと期間限定ポイントの2種類があります。
通常の買い物などで利用できる通常ポイントは株式投資などに利用可能ですが、特定のキャンペーンなどで付与される期間限定ポイントは投資に使うことができません。
また、他のポイントサービスから交換した楽天ポイントも使用することはできませんので、注意しましょう。
まとめ
今回は楽天証券の評判やメリット・デメリットについて紹介しました。銘柄が豊富で、手数料の水準も安い楽天証券は、投資初心者から経験者まで利用しやすい証券会社と言えます。
自分に合った証券会社をお探しの方は、楽天証券もチェックしてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、私はSBI証券と楽天証券の二つの証券会社の口座を持っています。
他にも、松井証券等あるのでよく調べることをお勧めします。
口座を開設したら株価チャートなどを覚えていきましょう。
↓
株価チャートとは